やはり女性は大警戒
こんばんは、Ｊｉｕです。
他の探偵社から引き継いだ案件の調査だよ。
奥さまから、今日、ご主人は相手の女性と会うかもしれないって
連絡があったのね。
女性はマンションに、いついるのか分かんないので、
ご主人を張り込むことになったの。
ご主人の会社の近くで、退勤するのを待ったよ。
出口は一箇所だけのビルなので、張り込みは簡単だったよ。
でも、夕方の５時になるともう暗いでしょ。
出口の電気がついてたので助かったよ。
ご主人の服装は、上下黒のスーツで、ネクタイは青、
カバンは黒の手提げなんだって。
こういう服装の人はいっぱいいるので、
ネクタイの色で区別するようにしたの。
それに、ご主人は右目の下に大きなホクロがあるので、
それも見分けられるのね。
服装が似た様な男性が出てくる度に、通行人の振りをして近寄って、
ホクロを確認したよ。
何人か確認した後、ご主人はやっと出てきたよ。
ご主人は駅前で女性と合流したのね。
この女性は、前の探偵社からいただいた写真に似てたので、
浮気相手だって分かったよ。
ご主人は全然警戒してないけど、女性の方は絶えず周りを気にしてるのね。
急に後ろを振り向くんだもの、尾行がすっごく難しかったよ。
Ｋさんも私も、女性の視界に何度も入っちゃった。。
女性は尾行する男性に注意してるみたいで、私は視界に一瞬入るだけで、
じっと見られることは無かったのね。
なので、Ｋさんは後方に下がることになったの。
この女性は、探偵に付けられてると気づいてから、
いつも周りを気にしてたのね。
そう考えると、なんか可哀想になってきたよ。
二人はお食事した後、バイバイしたので、
女性を追って自宅を確かめることにしたよ。
いちおう私も視界に入ってるので、上着と髪型を変えて尾行したの。
女性はマンションの前で後方をじっと見てきたので、
それ以上は近づけなかったけど、
「たぶん、このマンション」と思われたマンションに間違いなく入ったよ。
玄関まで急いで近づいてみたけど、
もう中に入ってしまった後だったので、
お部屋までは分かんなかったの。
このマンションの郵便物の調査は途中までだったので、
もう一度調べることになったよ。
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