日個連会館で聞き込み

こんばんは、Ｊｉｕです。

午前中は取り掛かり中の案件の打ち合わせをしたのね。

年末のお仕事収めの時に乗った普通車は、

依頼者に聞くと社有車だって分かったよ。

お仕事収めの後も、社有車の運転手さんはお仕事だったのね。

偉い人だから、こういう人の運転手さんは大変だよね。。

でも、この偉い人が不正をしてるかもしれないの。ちょっとねぇ。。

領収書は偽造か、または本物の領収書を買い取ってるか、

先ずは偽造の線を調べるために、

午後からは、Ｙさんと一緒に南大塚にある日個連会館に行ってきたよ。

ここは、日個連の提灯タクシーを管轄してる本部なの。

Ｙさんと私は、某会社の総務部長と部下の役割で行ったのね。

中に入って、Ｙさんはいきなり

「すみません、名刺切らしてしまいまして」って謝ってるの。

そうすれば偽物の名刺を渡さなくて済むからね。

そして、うちの社員がどうも御社のタクシーの領収書を

偽造してるかもって切り出したの。

本部の人はビックリしてたよ。新年早々、こんなお話しなんだものね。

Ｙさんは「御社にとっては本当に迷惑な話ですよね。」と言ってたよ。

担当者の人は「いえいえ、とんでもないです。」と言って、

色々お話ししてくれたのね。

領収書の日付や金額を変えるには、

メーターの封印を剝がさないといけないんだって。

もし封印を剥がすと検査がパスできなくて、営業許可を取り消されちゃうので、

そこまでする人はいないって言ってたの。

連番はメーターの機種によって違うようで、

１から９９９９まで自動的に上がるタイプと、

一日の集計を取る毎にリセットされて１から始まるタイプがあるって分かったよ。

どちらのメーターを使うかは支部に任されてるので、

本部じゃ分からないんだって。

対象者が使ってるタクシーがリセットされるタイプだったら、

連番が「０００１」「０００３」とか若い番号もあり得ることが分かったよ。

その後は、依頼者が調べた運転手さんのマンションを見てきたけど、

タクシーは無かったのね。

暗くなってからは男性の退勤後の行動を、Ｋさんと二人で調査したよ。

張り込んでると会社から、今日は社有車で帰ったって連絡があったの。

なので直ぐに終了したよ。

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